ヲタっ子1年生だった(過去形)

ヲタっ子1年生でした。元々は俳優厨、今は二次ヲタ俳優茶の間です。

Uzume第9回公演 『あの夏の飛行機雲』-永南高校バスケットボール部-

もしくは、わたしにとっての青春の話。

 

anonatunohikoukigumo.studio.site

こちらの舞台を見てきました。

見てきたっていうか、まあまあ当社比では回数行きました*1。この記事を書き始めた段階で公演日程折り返したところ&わたしの観劇予定の折り返し直前なのですが、既に終わるのが嫌でしくしくしています。

 

■公演前のこと

わたし、推しがこの作品に出ると発表されたときすっごくすごーく嬉しかったんですよ。代役じゃないし*2キャス変の後釜でもないし*3、ついでに何人か知っている出演者さんもいて、観に行くの楽しみだなって。

ただよく考えるとわたしスポーツもの別に好きじゃないし会場やたら駅から遠いし何か変な客席の構成らしいし……って、公演直前までの間に謎にテンション落ちていったりしたんですけど。

でも一応キャスト先行で1枚、その後に同担ちゃん*4に唆されて初日と大楽も買って。残りは初日あけて面白かったら~って思っていたのに、初日直前になんか思考することに疲れて行ける日程殆ど全部買っちゃったんですよね。愚かすぎる。

結果として、それでも足りなかったんじゃないかって不安になるくらいに楽しい舞台です。

 

■劇場について

劇場…っていうか倉庫タイプのスタジオでした。

周辺に物流倉庫と工場しかなくて最寄りコンビニまで10分ほどかかるし、そもそも駅から20分近くかかる。あと日によっては海風が強い。駅からの道は簡単だし歩きやすいんですけど、なんていうか普段なら絶対行かないような所ではありました。

新木場って乗換駅のイメージしかなかったんですけど、駅のトイレは綺麗めで空いててよかったです。けどJRだと高確率で夢の国へ行く・帰る人々にかち合うので少しだけつらい。

マチソワある日はロビーにキッチンカー来てて、この周辺環境に対しては流石に必要な福利厚生…となるなど。ケチャップで名前入れます♡みたいなのやってて面白い感じだった。やった(しかも俳優名とキャラ名で2回)。

客席は特殊な構成だったのですが、1列ごと結構な段差があったので見やすくはあった。そもそも最前でも舞台をやや見下ろすので、首肩の心配はなし。

ただ、普通にパイプ椅子に2時間は座るものじゃないです。マチソワは腰が大変になりました(ババア)。今回は結構な割合でB席(学生席・最後列)にいたので、恥を忍んで座布団持っていったりもしました…。そういえば学生席的なものって多分今までの学生生活で最初で最後な気がします。そろそろ学生じゃなくなるので。

正直ひとりで行くには徒歩長いし辛かったですが、行く日の半分くらいはフォロワーと一緒だったのでとても助けられました。

 

■物語について

観劇前は、こんなに登場人物いてしかも男だけで、覚えられるわけなくない?と思っていました。2.5じゃないから髪みんな暗いし。

けど公演始まってみたら、驚くほどするっと覚えられて。

多分、それぞれに物語上の与えられた役割があるからなのかなー。あとなんか足元の装備品?とかユニフォームじゃないときの格好が結構違ってた。

 

最初は、青春だねー王道ねーって思ってたんですけど、そのうちにふと、あれ、わたしってこの子たちの年頃に何してたっけってところに意識が行って。そこから色々考えて、以来観ていて劇中のそれぞれの人物の行動や想いと昔や今の自分とがリンクして勝手にべしょべしょしてました。

スポーツものだけど帰宅部の登場人物もいて、ダラダラ遊んでいるその子たちの日々も否定されなくて。簡単に言ってしまうと青春の形はそれぞれだし全部良いし何事であっても楽しみたいよね!的なお話なんですけど(流石に下手くその感想すぎるので、Twitter#あの夏の飛行機雲 とかで検索してください)。

 

劇中で実際にバスケやるよ!って言うから何事かと思ったら、舞台上にハーフコートがあってそれを使用して試合してました。わたしはバスケまっったくわからないけれど、ゴール1個なのに見ていて違和感なかったのがすごい。

舞台なので演出上〈絶対に外さなきゃいけない場面〉〈できる限り入れなきゃいけない場面〉はいくつもあって、特に後者ものすごいプレッシャーだなって。実際外した回もあったけど、そこからの連携とかリカバリーも良かったです。

わたしの推しはまあまあ上手いって扱いの役だったので、シュートするたび観ていて勝手に緊張しました……。けど、一番沸いたのは推しが外したボールを他の人が入れてくれた瞬間かもしれない。あとボール入った中で印象的なのは、マチネのアフトで何気なーくスリーポイント決めたのにソワレのスリーポイント対決であっさり外したこと。決めるのそっちじゃなくない!?みたいな。あと楽日の試合中、シュート狙って投げた後すぐ「ごめん入らない!」って言ってるのが聞こえて、なんか本当に本気でやってるんだなーって実感しました。

試合始まってからどんどん汗かいていくのがわかるし、公演期間折り返し手前の時点で「太ももがpangpamg⭐︎」らしかったし(あの運動量なら当然)、アフターイベントで多分ちょっと怪我してるし、なんかやっぱり観ていて冷や冷やすることも多々ありました。だからこの形態を全肯定するのもなあ…と思わなくもないけれど、でも観ていて脳汁ドバドバしてたのも事実。演者の負担考えると今回の公演数でも限界だよなって思うけれど、楽日の試合観ていて「これあと5000兆回観ていたいなあ」って思うような、めちゃくちゃ楽しい演出でした。

 

劇中起きる致命的な悲劇は最後も変わらないけれどその上で後味の爽やかな話ではあるので観ていてつらくはないし、群像劇だから毎回個々の心情に思いが向いて、あと物理的に目が足りないので全体に繰り返し観ることに向いてると思いました。ただし劇場所在地は別。

 

■推しについて

塚本さん…というか、春山直樹くんについて。

いや、ほんと良すぎて初日後すぐからキャラ厨やってました。公演期間中、俳優名より多分3倍くらいキャラ名を口にしてた。

公演前のコメント動画で役について「尖ってる」みたいなことをおっしゃってて。どいうこと?と思ってたら想像以上にストレートに尖ってましたね。若さゆえ青くて、ストイックで一途なんだけどそれ故の周囲との温度差に苛立ちがちで。

前半だいたい怒ってて特に1度めちゃくちゃ怒鳴りまくる場面があるんですけど、そこが大好きすぎて毎回爆アガりしてました。それで気付いたんですけど、わたしはこの人の怒りの芝居は好きみたいです。最近配信で見たVAMP!も最高だったもんな…。情緒の未熟な男を演じるならもうわりと無敵な気がします。大問題はそうそういつも情緒の未熟な男の役やるわけではない*5ことだけど。

あとねー、顔が格好良すぎてどうしました?!?って感じでした。いや格好良いの当たり前ではあるけど、最初に出たビジュの段階だと超虚無顔だしただのつかもとりょうじゃん…みたいな感じだったので……。劇中1番多い真面目でひたむきな表情も、1番好きな怒った表情も、戸惑いも、悲しみも、あとごく稀に見える柔和な表情も、ぜんぶ顔が良すぎて困りました。一生見ちゃうもん。でもやっぱりブロマイドはそこまで…って感じなので悲しいです。はい。

あと、ハーフパンツの下にレギンス履いてることもあって信じられないほど脚細くて最初心配になりました。脚自体は太腿まで含め死ぬほど見た筈なのに。でもユニフォーム姿になったときの肩や腕が、細いのだけれどわりと精悍に見えてすごく良かったです。

あと普通にとても運動神経良かった。まあわたしはバスケの得点に種類あることさえ知らなかった人間なのでろくな感想はありませんけど。

 

■わたしにとっての青春の話

青春って?という話題になると、わたしはいつもミュージカル『テニスの王子様』3rdシーズン 青学vs比嘉を挙げます。高校時代の思い出を聞かれた際も同じ。

3rd比嘉公演のころはこのブログの前身(現在非公開)を使っていてそこではボカしていたけれど、当時わたしは高校生でした。片田舎の高校生でおたくで、そんなわたしがいちばん必死に過ごしたのが、3rd比嘉公演の特に東京凱旋期間で。

必死だ何だの詳細はナイショですけど、まあ単純に自分にしては回数も行ったりだとかそういう感じです、はい。期間中すごーくしんどいこともあったけれど、なんか全部大楽終わったら消えちゃって、夢みたいな日々だったんですよね。

 

今回の観劇で最初にあの日々のことを思い出したきっかけは、大変恥ずかしながら推しの肩です。ユニフォームから覗く肩。比嘉中のキャストのおたくをしていたあの頃、当時の推しの肩から腕にかけてのラインが世界一綺麗だと思っていました。ていうか正直今もその認識のままなんですけれど、でも当時の推しの次くらいには、推しの肩もかっこよかったー!(お花畑)精悍なかたちの肩に汗が光っているのを見て、わたしはこの格好良さを知っている…って、4年強前を思い出したんです。

運動部どころか週1しかない文化部のだる部員だったし、勉強もろくにせずただアルバイトとおたくだけをしていたし。別に友達も特別多くはなかったし。劇中の帰宅部の子よりちゃらんぽらんしてました。

でもそんな頃を、今も全然後悔していないし精一杯楽しんだなって思うんですよね。

観劇を通じてそんな楽しい思いをできて、また違う観劇でそのこと思い出して。これからもきっとふとした瞬間にあの日々のことを思い出すし、今回の観劇もそのときには思い出される記憶になっているんだろうな。この歳でまだそうやって強い思い出をもらえるのは、本当に現場に感謝です。

 

リアルタイムでどんなに辛くても嫌なこともあっても、後から思い出すときには都合良くきれいになってくれちゃうのが青春なのかなあって、観劇していても思いました。

春山くんなんてあーんなにみんなに苛々して強い言葉も使っていたけれど、でも劇中ラストの同窓会のシーンではあんなに普通に楽しそうにしていたもんなあ。

今回の観劇の記憶を次に思い出すのはどんな時なのだろうね。そのときにはこの日々のことも青春だったー!って言ってるのかな。メンタルは一生JKなので。

 

■そのほか

だらだらまとまりなく書いてたら、なんか意外と日にち経ってました。そうこうしてる間に劇場掲示の応援グッズは返却されるし、推しにはファンクラブなんてものができるらしいです。びっくりー!

何がびっくりって、普通に入る気でいる己にです。いやこの記事でもさんざん推しって言ってるから今更なんですけど、わたしはそう真面目にかれを推してるつもりもなくて。

元はただ最推しを演じた人ってだけだったし、どちらかというと不満のほうが多かったし。でも綺伝でビジュに少し陥落し、最推し関連すこし暇だから暇つぶしに推そうってなったんですよね。なので年内で終わり*6かなーって思っていて。

でもファンクラブのトップ画面?のお写真があまりに好きなので、顔見てスキー!ってなる間は多分ゆるゆる推すんだろうな。

幸いにもわたしには最推しがいるので、俳優関連で他のおたくと比較して負けてるなーって思っても「でもメインじゃないもんな…」という言い訳ができるんですよね。なので自分を追い込まず他人に迷惑かけず、明るく朗らかにおたくしたいです(所信表明)。

*1:しかし他の用事との兼ね合いでリピ特典完走ならず。無念

*2:でもDミュも大好きです

*3:でも一応スケステも行きます

*4:なんと今、俳優同担の子と繋がらせてもらってます。全く同担拒否じゃない俳優厨やるの初めてなのですけど、同担と感想語るの楽しすぎません??

*5:でも直近だと浅霧もまあまあ該当役だった。

*6:なぜなら来年は最推しや私生活が忙しいので…

観劇三昧に登録した話と見たもの記録。

どうしても好きな俳優が悪役を演っていたのが見たくて、観劇三昧なるサブスクに入りました。

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月1000円くらいでめちゃくちゃ舞台映像見られるの、とてもいい。

サブスク系サービスってあまり入らないので比較できるものが少ないですが、ジャンル特化のサブスクってどれもちょっとお高価ですよね。けどTTFCしかりこれしかり、普通に暇つぶしで入るサブスクって考えるとちょっと高いんですけど、ひとつの趣味を充実させるブーストと思うとめちゃくちゃ安いっていう。

ついでに、わたしはPCで複数のことやりながら動画見ることが多いので、ウィンドウの横幅にあわせたサイズにしてくれる分はTTFCより便利です。最後に見ていた地点から再生することができるのも嬉しい。

でもマイクない舞台も多いから、ながら見で作業するにはちょっと聞き取りにくいものも多いかなあ。じっくり腰据えて見る感じです。

今回はちょっと色々時間がなかったので1か月だけの加入でした。

サブスク解約しても1か月終わるまでは見られるので、月末の解約し忘れみたいなことが起きない親切設計。助かる。

 

以下、見たもの記録。自分用でもあるので雑です。文量差が極端。

 

VAMP!

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目当ての作品はこれです。もしよければ見てくださいほんと。見て欲しいのであらすじ貼ります。

STORY 

1970年代、独立行政法人日本生命科学研究所では
ヒトの遺伝子改良によって、先天性遺伝子疾患を防ぐ研究を行っていた。
研究によって生まれてきた一組の男女、シンとミライ。
遺伝子操作の副産物で二人の脳内細胞の情報伝達速度は極度に高いものとなった。
だが、その代償として二人の身体にはある変異が起こっていた。

1999年、東京・渋谷。
写真週刊誌『週刊新流』の女性記者・桜井さとみは、
渋谷で起こった連続変死体事件の取材中に10年前に失踪した親友・ミライに再会し、彼女の出生の秘密・失踪の理由を知る。
そして、同時に、事件の背後で蠢く秘密プロジェクトにも巻き込まれてゆく。

バブル崩壊以降、経済は長期停滞し、先の見えない時代が続いていた日本。
世紀末の渋谷を舞台に様々な想いと思惑が交錯する!
「生きるとは」「ヒトとは」を問いかける世紀末SFアクション!

『VAMP』とは、果たして一体?!

改元に先駆けてCheeky☆Queensの“第二期”が幕を開ける! 劇団初のHEP HALL公演『VAMP!』4月19日から21日まで « エントレ|演劇動画ニュース

あらすじ書くの苦手なので引用ですが。以下、感想の中でネタバレあるかも。

 

好きな俳優の演じていた高見新(前述のSTORYでいうシン)、好きな俳優だからとか抜きにしてもとっても好きな子だな~って思いました。

悪役なんですけどね。行動もとっても邪悪ですし。ただ、見ていて感じるのはひたすらに「可哀想」なんですよ。

新と未来(前述のSTORYでいうミライ)は脳の能力に身体の酸素を取り込む力が追いついてない(ことによって吸血衝動をもつ)って設定なんですけど、新の場合その能力に対して身体機能以上に情緒が追い付いていないように思えて。自分は人じゃない・分かり合えないって言っているのに、長く一緒にいた人に「コレは!私が長年かけて作り上げたんだ!」って言われた瞬間、何とも言えず悲しそうな表情をするんですよね。時々、言動に感情が追い付いていないように見える。

劇中での行動はすべて完全に悪なんですけど、恐いとかより可哀想って感情が湧いてくるような子でした。あと一応弟キャラなのでごく稀にちょっとだけ可愛い。

 

内容自体で言うと、面白いんですけど色々ツッコミたいところはあるし、何よりひとつだけどうしても好きになれない台詞が(よりによって新に)あるので手放しにオススメ!とは言えないです。

でも見て欲しい!なぜなら高見新が邪悪で可哀想で可愛いので!!(最低の理由)

 

好きな俳優、好きだと言いつつも観劇した時でいうと彼の台詞回しが苦手だなって感じていて。果たして好きな俳優って言えるのだろうか……とか思っていたのですが、少なくともVAMP!視聴していては台詞回しもそう嫌でなかったし(今まで観劇した作品が2.5だったので、そこの違いもあるのかも)、表情面の演技は好きだという確信をだんだん持ててきたのでよかったです。はぴ!

それはそうとして次に観劇するときにもっともっと好きになれたらいいな~って思っています。がんばれ、好きな俳優(???)

 

クレプトキング

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少し前に続編があってその話題を頻繁に目にしていたので視聴しました。

刀ステ无伝の真田十勇士にドはまりした時期があり一瞬だけそちらの演者さんをゆるく追っていたのですが、その頃あったこれの続編は「なんかよくわっかんない2.5みたいだからやめとこ」(大失礼)みたいな感じでスルーしちゃったんですよね。

 

結果として「なんでわたしあのときスルーしたの!!!」ってなりました。面白かったー!!!

キャラがビジュアルも台詞もいちいち良い。女の子たちがみーんな可愛い。セットや衣装もすごく凝っていて、世界観にちゃんと没頭できる。セットに高さがあってかなりそれを活用しているのでキャパ感覚バグりそうになりました。

ウワサには聞いていたけれど、まじで帽子被った長髪の胡散臭い男いてびっくりしちゃった!(わたしの无伝十勇士の推し、某嘘吐きさんです)当たり前のように好きでした。しかもめっちゃ強いじゃん!?全然二次元の存在だった。……人間、あんまりに嗜好どんぴしゃだと語彙力デバフかかるなあ。

また続編やってほしいし、そしたら観に行きたいです。こういうことがあるからとりあえず観に行く的な行動力って必要って思わされますね。

 

神芝居 ~アリス・イン・ギガニッポンノワンダーランド~

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クレプトキングの帽子被った長髪の胡散臭い男の演者さんをもうちょっと見よ~ってなって視聴。ここら辺から感想短めになるかも。

キャラビジュがみんな可愛い! サムネは詐欺です。めちゃくちゃお遊戯会的ポップキュートな容姿の登場キャラクターがいっぱいいます。動物とかアリスとかいました。

当然のように1番好きなのはウサギなんですけど、あれもまたまあビジュがお強い。そして結構邪悪でニコニコ見ちゃいました。わたし、好きな顔が邪悪だと嬉しくなっちゃうオタクくんなので……。

内容は正直まだ咀嚼しきれていない&風刺的な主題なのであまり言及できないかも。でも、タイトルは上手いな~って思いました。紙と神・戯画とギガ、言葉遊びが効いてるし、全部本編で回収されているので気持ちいいです。ちゃんと見返して内容もっと理解したいかも。

 

天邪鬼

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人気順で上位だったので見てみた(安直)。

すっごく面白かったです。最初は意味が掴めなかったのだけれどだんだん背景がなんとなく想像できるようになっていくのが気持ちよくて、でも内容は気分の良いものではなくて。

柿食う客、名前は知っていたけれど作品見るの初めてでした。こういうのがあるからサブスクって良い。他作品も見てみたい!ってなります。

 

いまさらキスシーン

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天邪鬼がすごすぎたので見てみた。

一人芝居って個人的には観ていてすっごくこわいなと思った経験があって、これもその恐怖感に近いものを映像でさえ感じさせられる作品でした。こわいとか恐怖とかって言うとネガティブに聞こえるけど、すごく好きです。ただ、その好きっていうのがこの場合どう表現しても最悪になりそうなので……。

あと、劇団のサイトで戯曲も読めると知って最初に思ったのが「自分が滑舌最悪じゃなかったならこれカラオケかなんかでひとりで練習してたな~!」でした。いや、滑舌最悪なんですけど、いつかひとりでやるかもしれない。

 

無差別

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セットがほんとよく出来ているなって思いました。樹であったり穴の下であったり、シンプルなポールの組み合わせがこんなに場面の高低をつくるんだ!って。

衣装もセットもシンプルなのに、色々な場面と色々な登場者がわたしの鳥頭でさえ全然ムリなく把握できて逆に意味わからなかったです。なんでわかるのかがわからない。

 

傷は浅いぞ

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そういや柿喰う客の作品は別にサブスク入ってなくても見られるんですよね。今気づいた。なのでみんな見ると良いです。お得過ぎる。

最低のアイドル作品でした。残虐・悲惨なネタが信じられないくらいポップに進行していて、見ていてめちゃくちゃ疲れるけど夢中になっちゃいました。

「リアルを程よいフィクションで隠す」って台詞が印象に残っています。これ、創作物全般にいえる普遍性を含んだ言葉だと思う。

最後のシーンだけどうしてもあんまり理解しきれていないので、他の人の感想とか探したいなって思います。

 

ナイゲン

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おもしろかった! 高校生が文化祭関係の会議しているだけの話なんですけど、それぞれの子に強烈に個性があって、話の流れでムカついたり格好悪かったり可愛かったりどんどん違う姿が見られてよかったです。

個人的に、自分もかなり癖強な高校で文化祭関係の委員やら代表やらをやったことがあるのですが、うちの学校の場合生徒総会が全校生徒観客のナイゲンみたいな感じでした。ハチャメチャなのに謎のリアリティを感じたのはそこら辺の経験とか既視感なのかも。

 

 

 

色々時間ないのに誘惑に負けて今度はDアニ加入したので、そっちで見たものの記録も気が向いたら残します。今はラブライブ!とDミュ1作目見ています。

今月は観劇予定もあるので、体調に気を付けて駆け抜けたい~!

再度自己紹介/2.5俳優の顔vsスキルの話

このブログ初期(〜2018)の頃やそれ以降のしばらくと今で自分の属性などが結構変わっている気がしたので、今更に自己紹介しようかなーと。

 

わたし

成人済女。ただしこのブログ初期のテニスとか行ってた頃は未成年でした。気付いたら酒カスになってた。

住まいは関東。

 

推しとか

今はもっぱら刀の原作厨。なので最推しは人間ではなく刀。

そもそも舞台観劇するようになったきっかけも刀ですが、俳優にハマるにつれて原作からは遠ざかっていました。刀→俳優ときてある時なぞに無理ー!ってなって俳優オタクを上がり、以来謎アイドルのオタクなどをしていましたが、コロナ禍で現場が消滅したのを契機に刀原作に出戻りました。

出戻ったら推しに出会えたのでハッピー2Dオタクライフ!……なはずだった。なのに気付けば刀見るために遠征したり刀のオタクと喧嘩したり、挙げ句まーた俳優を好むようになってしまった……。

以下、推しのお名前を出さないのは検索避けです。別に隠してはないので一部は駄々洩れかもしれませんが問題はないです。

 

最推し(刀)

比喩ではなく国宝。世界の半分をあげちゃいたくなるよーな最強の推し。

かれのせいでわたしはグッズ厨になり*1、かれのせいで弾丸九州遠征などをする羽目になった。あとはキッショい著作権無視オタクに凸ったり、キッショいマウントオタクに凸られたりした。

派生2.5作品には出演済み。文句を言いつつグッズを買わざるを得なかった哀れなオタク。散々文句を言いアンチくんしてたのに、なんか観劇したら途端に演者に手のひら返したりしてた。でもまだ時々文句言う。オタクくん哀れ。ていうかその演者がゆる推し②です。

 

ゆる推し①

3年くらい前からゆる〜く推してる俳優さん。2.5は殆ど出てない(多分)。

ひたすら顔面が好きなだけなので、顔面見るためだけに時々現場へと行く。しかし顔面好きすぎて直視できない。オタクくん哀れ。

ゆる〜くというスタンス&相手のお仕事の頻度の関係で本当に稀にしかお会いできないのに、いつもやさしくしてくださる。顔は直視できないけど。

 

ゆる推し②

前述の最推しを舞台で演じられた俳優さん。哀れなキモオタ原作厨に死ぬほど文句言われてるかわいそうな人。

どのくらいかわいそうかというと、

itwt.hatenablog.com

itwt.hatenablog.com

こういうキモ=ゲンサクチュウがついた上になぜかそいつが刀終わってからもニチャニチャとオタクしている。わたしです。

永遠に文句言ってしまうけど顔面見るとえーやん?ってなってつい見に行きたくなります。なんなんだろうね。また今度も顔を見に行くらしいよ。

 

で、そこからの

2.5俳優の顔vsスキルの話

わたしがかつて推していた、前ブログで言うところの「推しくん」「推しさん」ってのはわたしの目から見てとても優れたスキルを持っている俳優さんでした。前者はダンスがとにかくうまくて見ていてすごく幸せな気持ちになれたし、後者は現アンチゆえ褒めるの嫌だけれど、それでもこの人の芝居がとにかく好きで彼がいなければわたしは舞台俳優を好きになることなんてなかった*2だろうし。

 

で、しかしいまゆる推し②みてて思うのは、原作厨って立場だとなんだかんだスキルより顔に秀でている方がギリ許せちゃうよね~ってこと。

わたしは彼が最推しを演っているなかで演技面ではあんまり好きでないところだらけだけど、顔は生身の人間では最大限似ている方なんじゃないかなと思っていて。それ故にいくらSNSで文句言っていてもいざ劇場で観劇したらコロっと好意的になっちゃうわけで。

実際2.5で原作厨にウケてバズるのって顔強いとか衣装の露出がすごいとか、ビジュアル先行のほうが多い気もします。かなしいことに。

けど、この問いを数人の知人にすると大抵みんな「下手くそは嫌」って言うんですよね。

 

Q.原作厨の立場であるときに、最推しが2.5に出るのならどっち?

 ①顔は良いけどスキル不足

 ②スキルはあるけど顔がいまいち

 

↓またはコメントで教えてくれたら勝手に嬉しいです。内容をこのブログで取り上げる可能性があるので、内緒にしてねって感じでしたらその旨お伝えください。

peing.net

 

 

*1:あれ、3rd比嘉で缶集めてなかった?

*2:そんなヒトに限って俳優という肩書きを下ろそうとしてしまうの、あまりに逆神

ミュージカル「DREAM!ing~Rainy Days~」

◇見に行くまでのこと

事の発端は別作品、刀ステ綺伝だったりします。綺伝に原作の最推し男士が出ていたわたしは、観劇を機にその演者さんのファンになったりアンチになったりしまして。

で、その演者の方がこのDミュに出演なさるから観劇に――と、いうと色々省きすぎなんですけれど。刀ステ後ほとんどお仕事の知らせのないことにヤキモキしていたわたしが目にしたのは、普通のお仕事の知らせではなく、降板者の代わりにDミュに出るよというものでした。

(ここまで書くともう推し男士も演者もモロバレなので、以後はあまり隠さないようにします。名前も出します)

わたし、本当に早く新しい出演作品を見たいなって思っていたんですよ。ステ後すぐに他作品の稽古に合流する他の俳優さんを見て、何でか勝手に焦ったりもして。実際、多分次のお仕事決まっていないのかなって思うようなツイートをご本人がされていたのもあって。

だけど、代役みたいな唐突のお仕事にはやっぱり素直に喜べなかったです。喜べない仕事来るなよ〜って、勝手に鍵垢でべそかいてました。で、そんなだし原作も知らないから、すぐにチケットを手配することもなくて。

気持ちが変わり始めたのは、公演が始まってTwitterでオフショを見たあたりから。単純に、めっっちゃ、浅霧が盛れてて顔良すぎたんですよね……。そもそもわたしは刀ステのときに台詞回しだのSNS運用だので演者に文句ばかり言っていたのですが、唯一お顔だけは全肯定してたくらい、まーあ塚本さんのお顔に弱くて。で、めちゃくちゃ盛れてるキャラビジュを見たわたしはちょっとだけDミュに興味を持ち始めました。

そんな中ある暇なド深夜に、原作のメインストーリーが公式配信されていることを知ってしまったんですよね。浅霧が第2部でメインなのを知ったわたしは、まあ試しに〜とメインストーリー第2部を再生し始めてしまい――……

気付いたら朝でした。読破してた。そして気付いたら一般発売のチケットを買ってた。

浅霧がこんなにわたし好みのキャラなこと、なんで今まで誰も教えてくれなかったの?!?となりました。後々知人に「好きそう」と言われたのでそう問い詰めたら「サ終してるので…」と返された。悲しい。ただでさえビジュが超盛れてるのに、その上こんな面白いストーリーの、こんなわたし好みのキャラだなんて……と敗北感に打ちひしがれながら、チケットを握りしめつつキャラストーリーやイベントストーリーを読んで観劇日を待つことになったのでした。

 

◇会場・席などについて

何気に初ステラボールでした。サイドが地獄と噂に聞いていましたが、幸運にもそれなりセンター寄り後方だったので埋もれずに済んだ…(安堵)。行く途中の映画館の香りが幸福なのとトイレが山ほどあるのはすごくよかったです。

客層、わりと原作ファンの方も多いのかな…?コンテンツが愛されている感じがしていいなって。壁Tの圧がすごい。

今回いっちばんの不満に塚本さんのグッズが存在しないことがあったのですが、気付いたらリピ特典のステショを握りしめていました。嘘です。大切に持っていました。あまり記憶にありませんがどうにか手に入れたらしいです。当たり前に顔が良いんですけど、余白多すぎてへへってなりまひた。刀ステのステショが縦3枚だったので、ようやく塚本さんの横構図ステショブロマイドだな〜なんて。

 

◇公演について

想像の5億倍楽しかったです!!!!!!!!(失礼)

一部の出演者や制作やらでヘ○ミュ感を感じて勝手に身構えていたのですが、わたしはヘタ○ュ感が嫌なのではなく○タミュが苦手なだけでした。主に前世での推しのせいです。

正直、原作のストーリーを1幕構成で収めるの無理あるなとは思います。で、それでも原作の印象的な場面や大切な台詞は殆どなくさず、その上でミュージカルとしての歌唱もライブ的な楽曲も入れていて。その分、シーンとシーンの繋ぎとか説明はかなり不足している印象がありました。結果、原作のストーリーを知っていると見たかったものがステージになった!って感じで最高に楽しいんですけど、全くの未履修だったら置いていかれるな〜ってなるかもしれません。わたしは徹夜で読破後、狂ったように幾度もストーリーを見ていたので超楽しかったです。

まじで無限に浅霧の顔が良くて、特にわたしは塚本さんの横顔が好きすぎるゆえ浅霧が横向くたびに狂っていました。本当に顔が良い。今まで俳優厨してた頃とかで推してきた俳優はそんなに顔が好きとかじゃなかったので、こんなに永遠に顔見て顔のこと考えて沸けるものなんだ〜って我ながら驚きました。

あと、楽曲がどれも耳馴染みよくて、観劇後の今つい口ずさんでしまいそうです。曲めちゃくちゃ良い。特にまぜきの喧嘩の曲、楽曲の良さも勿論ながら演者さんがふたりともお歌とても上手くてダンスもばりばり踊ってて華やかすぎて好きでした。わりとガッツリ台詞代わりぽい歌唱とか歌中心の演出もあって、え!ちゃんとミュージカルじゃん!!となったり。特に虎澤先輩のライブパートからの100のリストのところが、華やかなライブ曲からミュージカル的演出への差異もあってえげつなくて良かったです。

 

以下、個々へちょっとずつ感想。キャラ名のみ記載ですがお許しください。あと文量ひどく差があります、適当に書いているので…。

柴咲:お声がキラッキラしてて主人公感に溢れてた。ナチュラルドジやらかして良いキャラなのっょぃ。

白華:観劇回の前説にいてクセ強で笑った。怜悧なこわさ感じます。

浅霧:無限に顔見てたので逆に何も感想は…。顔以外に言及しようとするとすぐ文句言ってしまうクセがあるので、何も言えない。私服衣装だと脚細すぎてコワ(刀でもっと脚見てなかった?というのはナイショ)。

虎澤:太陽!!原作よりちょっとカワイイ系な気もするけど、真也とのユニゾン練習の曲とか格好良くてギャップ感じた。

望月:顔可愛〜♡リコーダー上手で笑いました。刀の麿の演者さんなんですね。

花房:えっちぃ。物腰柔らかだけど超オスなの意味わかんなくて意味わかんないなって思ってました。

新兎:歌めっっちゃうまくないです?!?歌声すごく好きです。あとめちゃくちゃ良いヤツ感出てて千里っぽいなって。

獅子丸:歌ダンス演技どれとってもハイスペなのズルい。EDで浅霧とわちゃっと遊んでるのかわちくてありがとうございます。

針宮:体育祭のところが面白すぎて無限に忙しくしててほしくなった。

三毛門:顔小さすぎて????ってなりました。正直SNS映えタイプやろと思っていたら本当にカワイコチャンでひれ伏しそうになった。

志部谷:声よい〜〜!!本編の出番そう多くないせいなのか、わりとギャグ枠なのびっくり。

牛若:長身ですよってわかる感じの身体なのが好きすぎてよく目で追ってしまった。バトルのとき槍持ってたの最高。

ビアンキ:本当にカワイイのー!ちゃんとロリショタっちくてビビったのー!

桐谷:やはり安定しとる…。前説の最中に入場してるオタクいじるの、見ていてビビりちらした。

 

◇最後に

他の方の代わりでの参加ということもあり、最初は出番そんなにないのかなーとも考えていて。でも第2部読んで「出番減らせなくない??」ってなって、実際に観たらがっっつり沢山出てくるし歌うし踊るし、本当に驚きました。ほんとーにすごいと思います、塚本凌生さん。

わたしは諸事情により塚本さんをちゃんと普通に推すことは多分なかなかできないんですけれど、それでも応援したいし沢山お仕事して沢山すごいって言われてるところを見たいなーって思わされています。キモ=ヲタなのでパブサして褒められているの見ていてニヤニヤしています。

とりあえず多忙と体力低下を理由に刀ステのコラボカフェはガン無視してしまっているけど、次どんなお仕事が発表されてもちゃんと自分なりに応援できるよう、体力つけてお待ちしております!ねっ!!

 

何かありましたらコメントまたは下記までどうぞ。基本的にはブログで返信いたします。

peing.net

科白劇とか綺伝とか、また俳優推すかもしれない今とか。

科白劇とかもう2年前?なんですけど、やっぱりすごいな〜って時々円盤見ては思います。
講談師がすごい。魅せ方がすごい。あの時勢で演ってくれたことがすごい。
そして何より、2年後に綺伝を見られたことが、すごくて。
なかなか、再演でもないのにこうして同一キャストでかなり似た物語を演ってくれるってない気がして。まあ時勢ゆえのことだし喜ぶべきではないのかもしれないけれど。それでもどこかでお得に思えちゃうのは、わたしがあの特命大好きだからです。大好きな世界を2度も演目にしてくれて嬉しかったなあ(回顧)。

残念ながら科白劇は現地では見られていないんですけど、綺伝はちゃんと?観劇が叶いました。感激。
2.5次元舞台見に行くのなんて4年近くぶりで。しかも、そのとき最後に観に行った全国氷帝は俳優厨としてだったけれど、綺伝は完全に原作のオタクとしてで。ずいぶん遠くに来たものだ……なんて思いながら明治座へ向かったのを覚えています。
1度だけ席が馬鹿みたいに良くて、わたしの2.5観劇史上1位で笑いました。心配性すぎて刀飛んでくること想像して震えてたけど。

科白劇についても綺伝についても、いつかはこのブログできちんと感想まとめられたらいいなと思います。いつになるかは不明。


で、タイトルの要素みっつめ「また俳優推すかもしれない今」の話なんですけど。

前述の通り綺伝に行ったわたしは原作オタクで、あの作品を観に行ったのも、推している刀剣男士が登場しているからです。
で、わたしは科白劇のころ、推し男士を演じている方に対して超不満botみたいになっていました。(参照:反転ブログ)まあ文句言いつつせっせとグッズを集めたり、特典目当てに円盤を複数予約させられていたのですが。
けれど、綺伝観劇以降、なんとなく好意的関心を寄せるようになってしまいまして。まあ結果、ファンとアンチは紙一重…って感じに、不満な点が見えると今までより余計に怒り散らすようになってしまったのですが。
そんな、好きかもしれないかつ時々死ぬほど嫌いな俳優が、できまして。
推し…と言えるかはわからないけれど、とりあえずその方の出る舞台のチケットがあったりなかったりします。このチケ買うのもまあまあ個人的ひとり悶着あってりしたんですけど、そのへんは当該公演の感想記事に書きます。

短いけれど、ただ観劇記録の前段階を書いておきたかっただけなので以上。