ヲタっ子1年生だった(過去形)

ヲタっ子1年生でした。元々は俳優厨、今は二次ヲタ俳優茶の間です。

映画 刀剣乱舞のこと。

注意:こちらの記事は『映画 刀剣乱舞』のネタバレを含みます。作品をまだご覧になっていない方はネタバレを見ずに劇場へ行くことをおすすめします。
また、この記事は作品を鑑賞済みの方、刀剣乱舞及び舞台 刀剣乱舞についての知識のある方を対象としています。

あらすじ等なしの備忘録的な感想の羅列です。

 

・私(鑑賞者)のこと

審神者歴3年。推しキャラは2.5未登場。
刀ステは虚伝義伝鑑賞済み。ジョ伝悲伝はなんとなくのあらすじしか知らない。
脚本:小林靖子につられて劇場へ。
刀ステ出演俳優を過去に一瞬推していました。


・作品について

最初の方は、本能寺の変=虚伝のイメージがあったのでまぁそこそこ…という感じ。不動くんが良い子になったな~日本号さん格好良いな~~みたいな。
いやまじ日本号さんめちゃくちゃイケてませんでした??? 見た目も言動も素晴らしくイケオジで同行者共々堕ちました。ゲームの方では元々所持こそしていたものの、槍面倒くさくてあまり育ててなかったのが悔やまれる……。
正直、面白い!となったのは安土城に移ってから。そう来たか~的な意味で。
虚伝のときに織田組なのに安定しすぎてた薬研を、ちょっとだけ掘り下げて表現してくれたのも嬉しかったです。北村諒の顔面が若手俳優のなかで一番好きなので大スクリーンに映る薬研をみて世界に感謝しました……。
あと個人的に、少し前までラケット振る姿を観ていてハイタッチまでした定本くんが映画という大きな舞台にいることに感動しました。河原でのシーンとか、透明感があって自然光に融けて消えてしまいそうな儚さでしたね…。


・本丸に刀剣男士が沢山いるシーンのこと

このことが書きたかったからこの記事を書いたと言っても過言ではないです。
本丸の大広間に映画のメインキャラ以外も含め沢山の刀剣男士がいるシーンあるじゃないですが、私の情緒と記憶はそこですべてバラバラになりまして。心が砕かれてしまいました。
じゃあなんでこれまでの感想を書いているかというと、同行者との感想言い合いでどうにか取り戻した記憶の分です。多分鑑賞中はもっと色々思ってたはずなんですけど…。
最初、後ろからのアングルだから舞台キャストではないのかな、なんて思っていました。でも、後ろを振り向いている鯰尾が明らかに杉江くんで、そしたら前からのアングルで知ってる顔が沢山いて。咄嗟に前推しさんのことを思い出してしまったら動悸が止まらなくなってしまいました。
前推しさんのことは理由があって、半ばアンチみたいな気持ちで降りてしまったんです。で、このブログを立ち上げてすぐの頃「もう言及しません!」って宣言して、それ以来彼のことは極力目にしない、耳にしないようにしてきました。
結果をいうと、一番見たくて見たくなかった姿は、ありませんでした。彼の演じたキャラはその場にいましたが、顔は巧い具合に見えず、祈るような気持ちで待ったクレジットに彼の名前はありませんでした。
理解はしていました。彼はもう別のステージで活躍しようとしているから、この場にいないのは不思議でもなんでもないって。でも、やっぱり悲しくて、自分は悲しく思っているんだと認識した瞬間に泣けてしまって。
出てほしかった、出ないでほしかった。クレジットを待つとき、私はどちらを祈っていたのでしょうね。


映画自体、すごく面白かったです。安土城での信長と三日月のやり取りとか、倶利伽羅江が登場したときとか、最後の審神者の女の子を囲む刀剣男士とか、また見たいシーンが沢山あります。1週目に鑑賞したので、2週目の映画泥棒CMも見たいなあと思います。
でも、砕かれた心が癒えるまでは見られないかもなあ、なんて考えながら、久々に前推しさんの出演作の円盤を流しています。まるで自分にトドメを刺しているみたいですね、変なの。

ヲタクはヲタクをやめても情緒なんてないって話です。