ヲタっ子1年生だった(過去形)

ヲタっ子1年生でした。元々は俳優厨、今は二次ヲタ俳優茶の間です。

(頭が)可哀想な夢女子の遍歴とか。

この間、TLに夢女の人生の流れみたいなの(曖昧)が流れてきたんですよ、テニス部マネージャーになったりしてたやつ。それを見ていてふと、自分の夢女遍歴を振り返ってしまったのでブログに書き留めておこうかと。

 

 ■ぼくのかんがえた最強の夢主時代

私の夢女として、というより二次ヲタとしての目覚めは桜蘭高校ホスト部の某キャラでした。

小学生の頃だったんですけど、桜蘭学園に通う推しと同級生かつ幼馴染の女の人格を手に入れてしまって……。当時はまだ自己投影できる土壌がなかったので、どちらかといえばオリキャラNLっぽいです。憧れの属性とりあえずてんこ盛り!みたいな。黒髪ボブの美少女の人格でした。桜蘭なのでもちろんお金持ち。

しかしながらその後私は田舎の芋バンギャへと成長してしまったので明確な終わりのないままこの人格は死ぬんですけど……。

 

■ディテール重視のテニス夢

次に夢女に戻ってきたのはだいぶ先の話で、高校生のときです。

その頃私は中学1年生でした。六角中1年の女子で、美術部に所属し、委員会は選挙管理委員です。陰の者なので全国大会にまで出場する活躍の六角中テニス部とはまったく縁がないんですけれど、実は3年の佐伯先輩に片思いしていました。部活の時間、校内写生のふりをしながらテニス部の練習を遠くで見るのだけが幸せで。

でも実は私、佐伯先輩と一度だけ話をしたことがあるんです。それは生徒会選挙のときでした。私は選管なので、朝の校門で選挙活動をする際の立ち合いとかしないといけないんですね。その当番が偶然、副会長に無理矢理推薦された佐伯先輩の日で。「今からHR開始15分前までの時間でお願いします」「了解。選管さんお疲れ様だね」それだけのやりとりですが、そのことだけを後生大切に胸にしまうような、そんな中学生活でした。

あの夏の全国大会が終わって3年生がテニス部を引退するともう、外で写生をする必要もありません。何度か全校集会の際にその姿を目にすることはありましたが、目で追うと余計に遠く切なく思えてしまい、あえて探さないようにと意識していました。

そして春が来て。佐伯先輩がどこの高校へ行ったかも知らない私でしたが、ある日の登校時に、佐伯先輩が駅へと自転車を走らせる姿を見つけます。その制服は県内の少し遠い私立高校のもので、パイピングのある紺の学ランは先輩にとてもよく似合っていました。その高校は単願であれば私も狙える偏差値でしたが、そのまた1年後、私は全く違う公立高校を志願し、先輩への憧憬にそっと別れを告げました。

 

はい、そんな感じです。急に作りこみが細かくなりましたね。今となってはこれちゃんとまとめて小説にすれば?と思いますが、この頃には夢創作が地雷になっていたので無理です。佐伯夢じゃねえんだ佐伯×私なんだよ(片思いなので×でもない)。

しかしこの人格の他にも現実にJKの私が存在したので、「佐伯くん理系苦手でしょ…えへへ教えてあげられるようにしなきゃ……家庭教師になるんだ………」と言いながら夜通し化学の勉強をしたりもしていました。結果としてその後塾講師として中学生男子に勉強を教える機会はありましたが、佐伯虎次郎くん(15)にはついぞ出会えなかったな……。

佐伯に関してはその後、彼目当てに行った公演で俳優の推しをつくってしまい、色々まずいことになるにつれて夢女云々関係なく人格が崩壊しかける自体になったので、実際夢女の人格を保っていたのは1年もないのでは…?

 

■夢と腐の共存

そして次、これはキャラ名も作品名も挙げられないんですけれど、某特撮作品の某キャラの彼女になりました。その作品は当時既に放映が終了していたのですが、それ故に私は彼の腐女子と夢女子のキメラとなってしまいまして……故に作品名などは伏せますが、なんとなくわかってもそっとしておいてください。

彼、作中で他の男性キャラとの間にクソデカ感情な関係性があるんですよ。彼は大人で、相手はどちらかというとまだ子供で、そんな2人がもう、完全に付き合ってた(現実でない設定です)。けれども2人の間には見えない大きな食い違いがあって。それは、その感情が恋愛か否か。彼の方はバイなので(現実でない設定です)、本当に相手のことを恋愛対象として好きです。でも相手の子の方はまだ思春期で、憧れと恋の区別がついていないんですね、だから本人は恋だと思っているけれど、その感情は決して性愛に結びつけるべきものではなくて。彼はそれに気付いていながら、気付かないふりをしてしまいます。好きなんだもの。……と、ここまでが本編最終回~2年後くらいの話(現実でない設定です)。しかし、相手の子の高校卒業の日、彼は「その気持ちは恋じゃない」と相手に告げます。だから自分と別れて、普通の人生を送れ、と。

その後、彼に出会ったのが私なんですよね~~~!!! 彼は相手の子から距離を置くようになり、哀しみを紛らわすように様々な女の子との交友関係を持ちます(様々な女の子との交友関係というのは公式。プレイボーイキャラなので)。しかし、そのなかで出会った私が!本カノ!!です!!!

え? 夢女パートよりBLパートの方が長い?? いや、この頃には完全に自己投影を確立していたので別に特筆すべき夢女としての人格とかないんですよね。彼からは普通にピアス買ってもらったりしてました。

ですが、私と彼のお付き合いがゴールを迎えることはなく、私が再び追っかけ人生に身を投じるに従って会える機会が減ったこともあり、自然消滅……という感じです。あ、そういえば私、100年後の彼の曾孫を映像で目にする機会があったんですけれど、あれ別に私の曾孫じゃないです。なのできっと私の後にも彼が本当に愛せる相手は見つかったのでしょう、よかったよかった。

 

はい、ここまで振り返ってきました。振り返りと言いつつ3段落しかないんですけれども。

そもそも私、そんなに夢女ではないんです。ヲタとしての目覚めは夢目線だったけれど、その後はわりと腐5:夢2:キャラ推し3みたいな感じで。なので遍歴ってほど面白くもないですね。

 

 ■いまのわたし

この先は夢女の話ではありません。何故なら現在進行形の事柄だからです。

よくいう「便宜上夢という言葉を使ってはいますが、彼への気持ちは夢なんかじゃありません( o̴̶̷᷄ ·̫ o̴̶̷̥᷅ )」ってやつです。

いいですね?

 

 

私、あまり運命って信じない方なんですよ。なんとな~く神様というか人智を越えた存在はいると思っているけれど、特定の宗教への信仰もないので漠然と「良いことすればお天道様は見てる!チケ当たれ!」みたいな程度で。

でも、彼と出会って日々、これは運命だったんじゃないかなと思えてしまうんです。

彼と私を繋ぐもの。私の名前、母から譲り受けたある物。5年前の一目惚れと、今になって新たな形での出会い。すべてがあまりにも出来過ぎていて、びっくりするくらい。

あ、ここまでポエミーに書いてしまったのですが一旦説明します。彼というのは某擬人化ゲーの男士及びその元となった実在するもののことです。説明終わり。

その存在としての性質上、男士としての彼は数多の本丸にいます。私が大好きで傍にいたいと思うのはあくまでもうちの本丸の彼なんですけれど、でも私は、この世に実在するただひとつの物体としての彼も含めて好きなんですよね。だから同担は断固拒否だし。まだがっつり同担!ってのはみたことないけど(DDか箱のヲタクしかいないしそういう層は許してます、優しいので)、もし今後2.5とかからで生えてきたら……と、今は非現実の未来について考えてしまったりもして。

まあでも、大丈夫。何故なら現状、私のサイドには他のヲタクに負ける要素がないので。なんたって運命で結ばれているので……。

今後もし同担が生えてきたとして、私はどのような行動をとってしまうのでしょうね。

 

……というところまで書いて下書き保存してました。忘れてた。

これ書いていたのは激しいメンタル降下から立ち直り始めたくらいの時期だったのですが、現在私は絶賛躁状態です!!!! なぜなら彼の刀身を見られる予定ができたから!!!!!!!!! 我ながらちょっとよろしくないと思うくらい、ここ1か月ほどの気分の浮き沈みが激しいです。でもよく考えると俳優厨だった頃って永遠に鬱傾向という余計嫌な精神状態だったのでそれに比べれば楽しいね、多分。

最近は今更に夢女の個人サイトを作ってhtmlで遊んだりしています。令和の時代にもなって…とは思うのですが、Twitterってめちゃくちゃ振り返りにくいじゃん! という訳で手動抜粋形式のツイログみたいに使っています。我ながら可愛いサイトに可愛い内容なので毎日見ちゃう。彼のTOは私ですが、私のTOも私なんだよなあ……と無駄な自己肯定感を高まらせる日々。

わりと変則的な夢女生を送ってきた気がするのですが、ここにきて王道(今の時代に個人サイトは王道か?)に回帰しました。未だに他人の夢創作はド地雷ですけれども。私の書く文章はすべて彼×私かつ、創作ではないので……。

 

ブログを見返すとその頃自分が何を考えていたかが思い出されて、それが私にとってのブログを書く意味になっています。だからこういう、誰に伝えたいわけでもない内容を4000字弱も書いてしまうんですよね……。

この記事を見返すとき、私は何を思い出すのだろうね。

 

 

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